韓国で財布を紛失した話

 

 

本当に、全然笑えない話を2019年最後にしたいと思う。

 

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ただ今、年末最後のイベント真っ只中なのだか、財布を紛失した。

 

 

しかも、海外。韓国で。

 

鞄の中に財布があるはずが、ないと気づいたのは22時過ぎ。1人タッカンマリしてお会計しようとした時だった。

 

頭が真っ白になったと言いたいところだが、そんな暇もなく、私と同じように隣で一人で食事をされていた日本人の方に声をかけた。会計をしなければならない。

 

財布を無くしたためにお金を貸してほしいことと、連絡先も。

私が隣で焦りながらゴソゴソやってるから多分察してくれてたとは思いますが、お金を貸して頂き、タッカンマリ屋さんを後にしました。

 

そのあと、どうしたらいいだろうかと狼狽る私に、来た道を戻って確認してきたほうが良いと声をかけてくれて、感謝の気持ちとまた連絡することを伝えて、その場を離れて、来た道を戻りました。

 

まずカードを2枚止めないといけない。

ネットで調べでフリーダイヤルに電話して止めようとしても繋がらなくて困って一旦放置。

 

来た道というと

 

カフェを出発(そこでカード決済した)→電車に乗る(乗り換えなし)→タッカンマリ屋(財布無いのに気づく)

 

地下鉄には遺失物センターなるものが設置されてるんで、カフェの最寄りとタッカンマリ屋の最寄りの遺失物センターに行く

 

拙い韓国語とそこそこの英語を使って(ほぼほぼ英語)財布無くして届いてないか確認。

どっちもそんなの届いてないよと言われる。

カフェの最寄りでまじでどうしたらいい?ってスタッフの人に聞いたら呆れながら警察あるから行きなさいって言われて、一緒に行ってくれないか聞いたら、無理無理仕事あるからって断られ送り出されて、警察に行く。

 

警察に行ってまた事情説明

無くしたから探したいって話したら、どうもできないよと言われ、ネットで調べた紛失届出したいって言ったらしぶしぶ作成してくれました。

英語も単語単語しか通じないから、私が韓国語をかいつまんで聞き取ったり、知ってる単語を使ってなんとか話して

 

名前・生年月日

連絡先(ホテルの名前・住所・電話番号)

財布について(ブランド・色・サイズ・金額)

財布に入ってるもの(金種と枚数・カード類)

無くした日時・場所

 

とかとかもうとにかく事情聴取されて発行してもらうのを待つ。

その間に警察のアプリをダウンロードしました。

 

LOST112

https://apps.apple.com/jp/app/%25EB%25A1%259C%25EC%258A%25A4%25ED%258A%25B8-112/id941901516

 

警察の人が紛失届作成してくれたらこのアプリにも同じように情報が載ります。

 

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アカウント登録すると、自分でも登録できるみたいなんだけど、そんなことしてられねえしできねえからやめた。(言い方)

とにかく、このアプリの登録されてるのを確認したと同時に紛失届できたよって渡してくれました。

 

財布が届けられたらホテルに電話がいく。

そしたら、この紛失届とパスポートもって、表示されてる場所にいって受けとりなさい。

って言われました。

 

そのあとまじで感謝ありがとうございました。すみませんでした。って深々お辞儀して警察を後にして、またタッカンマリ屋に行く。

 

なぜなら、もし見つけたらホテルに連絡してほしいってことを伝えられなかったからである。

 

結果として

さっき無かったじゃん

って相手にされなかった。うん。だよね〜

タッカンマリ屋さんは最初に入店してからもうずっと冷たい感じだったから、うん。もうそこには行かない。

 

タッカンマリ屋さんからホテルまで徒歩で帰れる距離だったので、半泣きになりながら、落とした可能性の高いカフェのインスタグラムに連絡をしました。

その日はもう閉店してたので、次の日に返事くるのを待つしかないな。と思いながらとぼとぼ。

 

で、ホテルの部屋に戻っていろんな人に連絡して慰めてもらって、カード止めるのどうするかを泣きながら考える。。。

 

 

 

家族に止めてもらえないとしても、海外からカード止めたいのに電話できないからどうしたらいいか相談しなきゃいけないから、兄召喚。(夜中まで起きてる人間が兄しかおらん)

 

兄に緊急事態まじで助けてって連絡してお願いしたらやってみるよと言ってくれました。

 

カードが2枚あって

カード番号やらなにやら色々と伝えて、24時間受付してる番号に連絡してくれて

(悪用しないって信頼してるからできたこと。)

 

 

無事にどちらも止めてもらえました。

 

 

神か?

 

 

 

ホテルの部屋戻って友達とかに連絡してる時ももう悔しくて悲しくて情けなくて泣きべそかいてたんだけど、どっちのカード止められたって兄に報告もらってからまた号泣。

 

感謝してもしきれないです。

友達も慰めてくれたり、こうしてみたらとかアドバイスくれたり、心強くて。

一人でいたからすごく心が救われた。。。

 

その日はもうなにもできることがないから、そのまま寝落ちできるのをまって、無事に就寝。

 

次の日の朝、起きてもカフェからは返信がなく、気分は落ち込みまくってるのでお店が開店する時間まで待つ。。。

結局開店時間迎えても返事は返ってこなかったので(というか朝一でカフェに行けよという話だが)カフェに行きました。

 

「そもそもスラれるor盗られるまたは道端に落としたりしてたら返ってくる可能性はほぼ0に近いよな。もしカフェが保管してくれてたら返事してくれるかも。。。無駄足になって落ち込むのは嫌だ。。、」とか思っていたその時は。

本当に性格が悪い。自分が管理怠ったのが悪いんだろうが。本当に自分のことを最低だと思った。

 

で、カフェに行ってスタッフの方に、インスタに送ったメッセージをそのままお見せして読んで頂きました。

そしたらレジの引き出しからわたしのお財布が。。

 

 

 

 

お店の人にめちゃカムサハムニダを連呼して深々とお辞儀して退店。

 

トイレに駆け込み号泣。

 

 

アホなのかわたしは。

 

 

思い返せば、椅子にトートバックを置いていたら倒れたんですよね、何かの拍子に。

中身が出てもおかしくない倒れ方をしていて。

床にはカーペットが敷いてあり、財布に音がするものはついておりませんでしたので。。。

気づかずにその日は退店してしまったわけです。

 

 

はあ。

 

自分で書いてても情けないです。

 

 

お財布が無事に戻ってきたので、お金を貸して頂いた方に連絡して、無事にお金をお返ししました。

最大級の感謝と、謝罪を伝えて。

 

 

 

いやーもう本当に焦りに焦りました。

大の大人がなにをしているんだと。

もうジャラジャラのキーホルダーを財布につけて持ち歩いています。それ以降。

 

恥ずかしながらジャラジャラさせながら会計をしています。自分の戒めですから、韓国滞在してる間は絶対に外しません。

日本に帰ったらGPS買おうと思います。

 

 

皆さんも、もしお財布を紛失したら頑張ってください。やること全部やったらあとはもう祈るしかありません。

 

【紛失したらやること】

  • もうめちゃくちゃ身の回りで心当たりあるところを探す手当たり次第探す(カバン中とか見落としがないか)
  • カード類全部とめる(これが1番怖い)
  • 財布の存在を最終的に確認できた場所まで遡る(駅とか届けられてる可能性もあるから)
  • 警察に行く(紛失物届を作成して、もし警察に届けられたら確実に戻ってくるように)
  • 言語の問題があるならば、観光客がたくさんいるところの観光客向けの施設スタッフさんとかホテルのフロントの方とか(とにかく自分の言語と現地の言葉が通じる人)に事情を話して助けてもらう

 

運命の分かれ道は、

  • 財布を日本用と海外用で分ける
  • 現金を全部まとめて持ち歩かない
  • 身分証はパスポートだけ携帯する

 

わたしはこれしかやってなかったけれど、これでもだいぶ気持ちが救われました。

あとそこそこ韓国語の単語聞いたことなくても、その言葉がなんなのか推測して単語を調べたり、英語に変換して使えたりしたのが良かった。あとネットが使えた。

 

海外用財布を無くしても良いようなものにしたり、財布を無くしても旅行を継続できるように現金を分けておく、身分証はパスポートで事足りるので免許証保険証は持ち歩かない。

(無くした時の再発行がめんどくさい代表)

 

さらにいうと、わたしの場合、現金・デビッドカード・クレジットを一緒に入れてたんですけどバラバラにした方が良いかもしれない。

そうすれば、カード何枚も止めたりしなくて良いし、お金なくて楽しめないなんてことも無くなるし。

 

あとはものが落ちやすい鞄を使わない。ていうのも大事かも。わたしはトートバックと相性が悪いようなので、今後は控えます。

 

それと、カバンの中を整理する。

小物をバラバラに入れるのではなくて、ポーチを使ってまとめておく。まとめとけば、そこそこの重量になって落とした時もわかりやすいかもしれない。(そこはなにを入れるかによるけれど)

極力荷物は少ない方が良いですよね。なにせ。

身軽な方が良い。

 

 

とんでもなく長文になってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。

また何か書き出すことあった気がするけど忘れたので、思い出したら追加しときます。

 

周りの人に助けられて生きていることを実感した年末の出来事でした。

もっと謙虚に、そして周りの人が困っていたら助けになれるような人間に成長していこうと思います。

 

 

2019年、本当にありがとうございました。

良いお年を!!!!!

 

 

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